2019年6月20日
本日は、児童発達支援における“はじまりの会”の様子をご紹介します。
はじまりの会は、毎朝9時30分から約10分間、行っています。
一日の始まりを告げる会としてはもちろんですが、集団の場が苦手なお友達が多いため、
①集団の前に、まずは小集団に適応できるようになる
②離席せず、椅子に座れるようになる
③話し手(進行役の職員)に視線が向けられるようになる
④職員が話をしているときは静かに聞くことができる
など、多くの狙いがあります。
はじまりの会の活動の一つとして「カレンダーワーク」があります。
カレンダーワークでは、就学前学習の土台を作るために必要なことを身に付けていきます。
・日にちや曜日、天気の認識
・「昨日」や「今日」といった時間の概念形成
・色の理解(日にちや曜日が分からなくても、曜日ごとに色で分けることによって理解が促される)
ことばに出すことで、理解を深めていきます。
みんなでカレンダーワークを行った後は、確認の意味を込めて、自分の出席ノートの該当日にシールを貼っていきます。子どもたち自身で、好きなキャラクターのシールを選択してもらい、シールを貼るわくわく感も大切にしています。